HOME>コラム>高度な知識を学べたら独立も視野に入れられます

高度な知識を学べたら独立も視野に入れられます

高齢者

実務者研修を取得するメリット

介護福祉士は国家資格となりますが、実務経験3年以上で実務者研修を修了することで受験することが出来ます。国家試験受験を考えている方は実務者研修を受けておくとスムーズです。知識と技術を深めながら受験資格を満たせます。実務者研修は1日だけでは終わりません。介護資格があっても50時間以上の受講が必要です。無資格の方が受講すると450時間はかかってきます。試験の日程調整を考えると、国家試験が迫ったときの受講では間に合いません。受講するスクールにしっかり管理してもらいましょう。実務者研修を受けるとたん吸引や経官栄養などの医療行為も教えてもらえます。介護士として就職・転職の際に高いアピールポイントとなるでしょう。通常、医療行為は医師や看護師などの医療資格が必要になりますが、制度の変革により介護福祉士でも一部可能となりました。新たに医療行為の知識を増やしていけるのも受講のメリットといえます。

ベッドサイドケア

実務者研修を受けた後のキャリアについて

実務者研修を修了すると知識の習得や就職・転職で有利となりますがそれだけではありません。介護福祉士への国家資格のためには実務経験3年以上と実務者研修の修了が必須です。今すぐでなくともいいですが、国家試験にスムーズに受験ができるよう受講することをおすすめします。介護職でキャリアアップを考えている方は、国家資格である介護福祉士の取得が主な道となります。介護の分野で長く働いていけば独立も視野に入ります。もし、介護事業所を開設する際必要なのは管理者だけではありません。サービスを提供する責任者、訪問介護をするならその人員も基準を守って配置しないといけません。しかし、自分自身が実務者研修を修了しているなら複数の職種を兼務できます。自分自身に加えて常勤やパート勤務を雇用することで、人員基準を満たすことができます。介護の事業所を立ち上げたいなら、実務者研修を修了しておくことは将来的にメリットになります。